老人ホームを利用するにあたり、「費用」に関して悩む方も少なくありません。
なかには、入居時よりも費用がかさみ支払いが難しくなったという声も。
介護が必要な度合いが増した場合、病気が進行・発症した場合、もしくは支払いをしていた家族の収入が不安定になったなど理由はさまざまです。
仮に支払いが延滞してしまっても、即時退去を求められることはありません。
一般的に、契約書などに1~2ヶ月の猶予が認められるとの記載がされているはずです。
入居者本人に支払い能力がない場合、もしくはないと判断された場合は、身元引受人(連帯保証人)に連絡が届きます。
そのため、知らないあいだに支払いが延滞され続けていた、ということはなさそうです。
支払いが困難になった場合、施設のスタッフに相談するとよいです。
必要な手続き、または低価格の老人ホームを紹介してくれることがあります。
転居、もしくは生活保護を受給しながら入居できる施設を利用、訪問介護へ切り替える、といった手段が考えられるでしょう。
いずれにせよ、ライフプランニングは慎重に行い、支払いが滞らないよう細心の注意が必要です。